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鍋の黒ずみの落とし方~鍋の黒ずみも肌と同じように落とせる?~

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鍋の黒ずみの落とし方~鍋の黒ずみも肌と同じように落とせる?~

  • アルミ鍋を金属たわしでこすると被膜が落ちて黒ずみの原因になる!
  • 肌のダメージは肌の再生(ターンオーバー)で回復できる!
  • アルミ鍋と肌は重曹で洗うと危険!
  • 鍋の黒ずみはレモンで落とせるけど、レモンを使うと肌が黒ずみやすくなる!
解説する女性

私たち人間の肌も、毎日のお料理で使っているお鍋も、ある原因によって黒ずんでいきます。
この2つ、全く関係ないように思えますけど、実はいくつかの共通点ががあります。

黒ずみと酸化

アルミニウム製の鍋を使って調理をすると、熱を通しやすいぶん早く作れるのが便利ですよね。

アルミニウムは非常に酸化しやすい金属で、調理に使わなくてもただ置いているだけで空気中の酸素によって酸化してしまいます。
すると、酸化したアルミニウムはそれ以上痛まないように「酸化被膜」を作るようになります。これがアルミニウムを腐食から守るバリヤーの役目をしてくれるのです。

アルミ鍋がこげたからと言って金属たわしでごしごし洗うのは厳禁です。酸化被膜が剥がれ落ち、やがて黒く変色してしまいます。これがまさに鍋の黒ずみですね。

アルミ鍋は食材が持つアルカリ性や酸性にも敏感に反応します。
たとえば、作り置きしようと思って煮込み料理をアルミ鍋に入れっぱなしにしておくと、料理に使われた塩や醤油の酸性が原因で黒ずんでしまいます。

そしてその一方、人間の肌に黒ずみが起きる理由の一つにも酸化があります。
毛穴に古い角栓がそのままにされているとやがて酸化し、黒ずみになってしまうのです。鼻に黒ずみがたまって「イチゴ鼻」になるのも、これが原因ですね。

通常は肌の再生サイクル(ターンオーバー)に合わせて角栓が自然と落ちていくのですが、不規則な生活やストレスによってサイクルが乱れると、角栓が毛穴に残ったままになります。
黒ずみに毛穴がふさがれたままで皮脂が排出されないとニキビの原因にもなるので、注意しましょう。

鍋の黒ずみも人間の黒ずみも重曹で落とせる?

お皿洗いやフライパンのコゲを落とす時には重曹がとても有効ですが、アルミ鍋を洗う時はNGです。
なぜなら、重曹のアルカリ性がアルミ鍋の酸化被膜と化学反応を起こし、黒ずみや腐食が発生してしまうからです。

ステンレスやホーローの鍋を使う場合は重曹で洗って問題ありませんが、アルミ鍋は使い終わったらすぐに洗い、水分を拭きとってください。
焦がしてしまった場合は洗って拭いたあとに天日干しをしましょう。1日ほど干して水分が無くなったら、焦げた部分は簡単に落とすことが出来ます。

私たち人間の肌にも重曹は安全とは言えません。
実際、重曹を使った洗顔やパックによって毛穴に詰まった角栓や黒ずみをきれいに洗い流せますが、効果が強すぎて肌にダメージを与えてしまいます。
肌が傷つくと皮膚内のメラニン色素が反応して余計に黒ずみができる恐れがあるので、敏感肌の人は特に気をつけて下さい。

鍋の黒ずみの落とし方

アルミ鍋に黒ずみが出来てしまった!という時はリンゴの皮や輪切りのレモンを水と一緒に煮て下さい。この2つがなければ酢でも構いません。

リンゴやレモンに含まれるクエン酸や、酢の酸性には黒ずみを落とす効果があるので、そのまま待っていると黒ずみが自然にはがれて浮いてきます。
酢を入れる場合は鍋の7分目ほど水を張ってから、大さじ2杯の酢を入れるようにしましょう。
しかし、酸性で黒ずみを落とした時は酸化被膜も一緒にはがれ、再生に数日かかります。

その間、鍋が傷まないようにするためには鍋の表面に皮脂を作ってあげることが必要です。
米のとぎ汁を煮たり、野菜くずと水を一緒に入れて煮ることで皮脂が出来あがり、鍋を痛みから守ってくれます。
もちろん、黒ずみ落としや被膜づくりをした後はきちんと洗ってから水気を落とし、天日干しをしてあげてください。

私たち人間の肌は弱酸性なので、弱酸性のソープで洗ってから水分を拭き取り、保湿を心がけるようにしましょう。しかし、ここで一つ気を付けてほしい所があります。

鍋の黒ずみはレモンで落ちますが、お肌にレモンパックをするのはおすすめできません。

なぜならレモンには光毒性のソラレンという成分が入っており、その作用によって肌が紫外線を吸収しやすくなってしまうからです。

レモンだけでなく、オレンジやグレープフルーツなどの柑橘系の果物、イチジク、キウイ、きゅうりなどにもソラレンが含まれています。
朝の出かける前に食べてしまうとその日1日、肌が太陽の光に弱くなるので気をつけて下さい。

ただ、太陽の光を浴びない時間帯なら食べても問題ありませんし、柑橘系の果物に含まれるビタミンCはお肌の健康にとても有効です。
せっかく食べるなら晩ごはんの後のデザートにすると良いですね。